【お詫び】スクールバスでの児童降ろし忘れ事案について
2023年2月23日
全但バス株式会社
代表取締役 村上 宣人
スクールバスでの児童降ろし忘れ事案について(お詫び)
2月22日、豊岡市より運行管理委託を受けております豊岡市立竹野小学校スクールバス(三原線)の運行において、弊社運転士が児童1名を降ろし忘れ、当該児童を乗せたまま車庫に回送しようとする事案が発生しました。
当時、当該児童は右側最後列の窓側の席に座り眠っておられました。途中の停留所で他の児童が降車された際、運転士が全ての児童が降車したものと思い込み、運転席から目視で乗客席を確認したのみで、当該児童について認識できておりませんでした。幸い異変に気が付かれた児童が降車ボタンで運転士に知らせていただいたことから、児童が1人で置き去りとなることはございませんでしたが、降車ボタンを押された時の児童様の心境、また、帰宅時間が予定よりも35分も遅くなり、それを待っておられたご家族様のお気持ちを考えると心が痛む思いです。
昨今、同種事案の発生が大きく社会問題となっており、今回の事案も場合によっては命を危険に晒す重大事故に繋がることと重く受け止めております。
今回の事案につきましては、出発時と降車時の人数確認が不十分であったこと、最終の停留所から回送をする前に、乗客の有無と忘れ物の確認を最後列まで巡回確認するというルールが遵守されていなかった事が原因でございます。
取り残し事案の防止について弊社においても乗務指導を行っている中で今回の事案を発生させたことに対して深く反省し、皆様の信頼を取り戻すべく遵守事項である「出発時と降車時の人数確認及び確認方法」と「最終の停留所から回送する際の車内の巡回確認」「車庫入庫時の最終巡回確認」について、全運転士に対して個別指導を実施して再発防止に社員一丸となって取り組んでまいる所存でございます。
本件に関するお問い合わせ
全但バス株式会社 総務部
TEL 079-662-2136(直通) FAX 079-662-4180